2020年から始まる小学校プログラミング教育の必修化に向けて、文部科学省・総務省・経済産業省が主催する「未来の学び プログラミング教育推進月間」に参画しています。
その具体的な取り組みとして、「私たちの生活と、自動車の未来を考えよう」をテーマに、モデル校である広島市立宇品東小学校(南区宇品東、3クラス約100名)と広島市立藤の木小学校(佐伯区藤の木、2クラス 43名)の小学5年生に対して、「企業見学」と「プログラミング教育」を行いました。
このうち、「プログラミング教育」について以下の日程で実施しました。
9月17日~20日 藤の木小学校
9月25日~27日 宇品東小学校
カリキュラムの内容
①家の中など身の回りにあるものの中でコンピュータで動くものを考えてみる。
冷蔵庫、炊飯器、TVなど 沢山あることを理解する。
②人とコンピュータの同じところを学ぶ。
人の行動も、プログラムによるコンピュータの動きも 順序、繰り返し、条件分岐 から成っていることを理解する。
③安全に止まる車を作ってみる。
ひろ自連号による 衝突被害軽減ブレーキのプログラミングを実際に体験する。
両校とも 子供たち全員が、ひろ自連号を自動停止させることができました。
また、この経験を通して、コンピュータとプログラムが人間では脳に相当し、プログラムを変えることによってセンサーやモーターの動きをコントロールして車を動かしたり止めたりできることを実感として理解することができたようです。
今後、両校の先生方を交えて振り返りを行った上で、来年度以降の活動の進め方を検討していきます。