ひろ自連 活動報告

ひろしま自動車産学官連携推進会議の活動報告をまとめたブログです

「未来の学び プログラミング教育推進月間」企業見学会の開催

 

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2020年から始まる小学校プログラミング教育の必修化に向けて、文部科学省・総務省・経済産業省が主催する「未来の学び プログラミング教育推進月間」に参画しています。
その具体的な取り組みとして、「私たちの生活と、自動車の未来を考えよう」をテーマに、モデル校である広島市立宇品東小学校(南区宇品東、3クラス約100名)と広島市立藤の木小学校(佐伯区藤の木、2クラス 43名)の小学5年生に対して、「企業見学」と「プログラミング教育」を行います。

このうち、「企業見学」について両校に9月9日、10日、11日に以下の内容で実施しました。
 ① 社会的な課題への自動車業界の取り組みの紹介(座学)
  狙い:交通事故や地球温暖化の問題への自動車業界の取り組みを理解頂く。
 ② 衝突被害軽減ブレーキの実演(見学)
  狙い:交通事故防止のためにプログラムが役立っていることを理解頂く。
 ③ 自動車生産工場の紹介(見学)
  狙い:プログラムが工場を動かしていることを理解頂く。

実施後、児童に行ったアンケート調査によると、「将来、安全な車を造り、自分でも乗りたい」、「工場の中で車の組立を人と機械が分担している」、「車にもプログラミングが活かされていることがわかった」といった様々な気づきが得られていました。
また、プログラミングに興味が沸きましたか?との質問に、両校とも80%以上の児童が「興味が沸いた」とアンケートに回答があったことから、今回の企業見学会の狙いはほぼ達成できたものと考えています。

引き続き、「プログラミング教育」を9月中に両校で実施する予定です。