ひろ自連・内燃機関専門部会は、2019年8月20日~21日の2日間、広島大学オープンキャンパス2019において、マツダ株式会社・広島大学の「次世代自動車技術共同研究講座/内燃機関研究室」の施設を公開し、次代の内燃機関研究を担う若い世代に、内燃機関の最先端研究をアピールしました。当日は中四国九州地区はもちろん、関西や関東圏からも含めて、約250名の高校生と引率の保護者が訪れ、内燃機関研究に関する関心の高さが感じられました。
「触媒の研究がしたい!」と、説明の研究生にたくさんの質問を浴びせていた高校生、「広大でエンジン研究をしながら学生フォーミュラに参加したい!」とフォーミュラの学生と熱心に話し込んでいた高校生、「雑草由来のバイオ燃料創成に関心があります!」とバイオ燃料の研究者と膝を突き合わせて話をしていた高校生、「自動車技術を学ぶなら広島大学に行ってみろ!」と自動車整備工場を経営している父親から言われて来ていた滋賀の高校生、「エンジンの研究がしたいなら広島大学に行ってみなさい」と九州大学訪問時に言われて参加した大阪の高校生。Well to Wheel* の考え方を既に理解している高校生も少なくなく、積極的に質問する姿に元気をもらうことができました。
* エネルギーをWell(油田)から採掘して、そのエネルギーで最終的にWheel(車輪)を回して運動エネルギーとして利用するまでに排出される地球温暖化物質の総量を用いて地球環境に与える影響の大きさを比較する考え方。
研究室全体概要説明
単気筒可視化エンジン
RCEM
触媒研究
車両