JST主催のジュニアドクター育成塾は、将来の科学技術イノベーションを牽引する傑出した人材の育成に向けて、高い意欲や突出した能力を持つ小中学生を発掘し、理数・情報分野の学習などを通じてその能力を伸長させる体系的な取り組みを支援するものです(1件あたりの支援費:上限1,000万円/年 支援期間:最大5年間)。
本事業に、広島大学の 「広島ものづくり革新的イノベーション未来科学者リーダー育成プログラム」が採択されました。内容は、小中学生を対象に、現代における人・社会の課題の発見、理数を用いた理知的な情報整理と課題の抽出、解決策の構想および設計、製品の製作とその評価といったものづくりを個人単位ではなくグループで能動的に活動、経験させることにより、複雑さを内包する現代的な課題を統合的に解決する能力・資質を涵養する、というものです。
この取り組みはイノベーション人財育成委員会で行っている、あらゆる世代でイノベーションを起こせる人材を育成するための取り組みと、モデルベース開発専門部会で行っている、あらゆる世代でMBD・メカトロに対応できる人材育成の仕組みづくりと主旨が合致する事から、イノベーション人財育成委員会とモデルベース開発専門部会が連携して本プログラムにおける教育カリキュラムの開発等に協力させて頂くことになりました。
≪関連記事≫
JSTのプレスリリース
「ジュニアドクター育成塾」平成31年度採択機関・企画一覧