内閣府の地方大学・地域産業創生交付金の対象事業に広島県が申請した「ひろしまものづくりデジタルイノベーション創出プログラム」が採択されました。このプログラムでは、ものづくり分野の研究者が集積する広島大学を中心に、自動車製造業等の産業界、県内他大学、地域金融機関、行政が連携し、デジタルイノベーションを担う人づくりおよび産学の創発的研究開発に取り組みが行われます。
本事業の活動の推進組織として、「広島県地方大学・地域産業創生事業推進特別委員会」を ひろ自連内に新たに設置しました。
(2018年7月25日設置)
このプログラムの具体的な取り組みは大きく分け下記の3つとなります。
- 「デジタルものづくり教育 研究センター」
人が快適と感じる音響・振動と温度を同時に実現する新材料の開発をモデルベースで研究し、自動車や住宅など の新材料として開発・実装する取組みや、自動車や建機の運転において、人と機械のインタラクションをモデル化・データ化し、快適な運転ができる制御方法を開発・実装する取組み、及び生産プロセスにおいて高速ビジョンによる検査・モニタリングを行うとともに、異常等を制御できるシステムを開発・実装する取組みなどの先端的研究開発を行います。 - 「データサイエンス・エクステンションセンター」
県内大学が連携してデータサイエンスに係る社会人向け人材育成を実施し、企業の企画・流通機能の強化を図るとともに、産学官で構成する「ひろしまデータサイエンス・アリーナ」を組成して、地域におけるデータサイエンス人材の育成と定着を図ります。 - 「テストベッド」
デジタルものづくり教育研究センターの成果等を実証・検証し展開・活用できるテストベッドを整備し外部研究機関とも連携しながら運用を行います。
内閣府資料
<https://www.kantei.go.jp/jp/singi/sousei/about/daigaku_kouhukin/h301030_hiroshima.pdf>
≪新体制図≫